この春から娘がソウルの4年制の大学に正規留学することになりました。
話しているとそれほど頭の回転の遅い娘ではないのですが、なぜか勉強が大嫌い、成績表はアヒルの合唱で、得意だと言っている美術や音楽でさえたまに4という、将来はどうするんだろう、それどころか生活が苦しくって高校卒業後の進学も難しい、国公立は無理だし、バイトしながら家から通える私立の大学か専門学校でなんとかギリギリ、、と思っていました。
このブログではお金のない我が家の、お世辞にも成績が良いとはいえない娘が韓国へ留学するまでの道のり、エージェント代をうかせたくて孤軍奮闘する中で得た韓国留学お役立ち情報や自作の各種テンプレートなどを掲載していきたいと思います。
これから韓国へ留学をお考えの方のちょっとでもお役に立てればと思っています。
韓国との出会い
娘の初めての韓国との出会い、それはおそらく東方神起の「どうして君を好きになってしまったんだろう」だと思います。
私はママ友に借りた私の名前はキムサムスンの録画DVDで韓国ドラマというものに初めて出会って震え(冬ソナは見てなかった)、そこからときめき☆成均館スキャンダルでユチョンにはまり、2012年春、娘が幼稚園を卒業して小学校にあがる前の春休みに、なけなしのお金をはたいて済州島に旅行に行きました。(ソウルに行きたかったけれど高くて行けず。)
そのときオプショナルツアーでぼったくられたのですが、ぼったくりガイドのおばさんに
日本人全員がお金があって旅行しているわけじゃない本当にギリギリで来てるんです!
と叫んだ思い出(?)があります。
そのときも食べるのでギリギリの生活だったのですが、子供の体験格差というものを痛いほど感じていて、
なんとか行けるうちにどこかに連れて行ってあげたい
きっとこの先歳とったらさらに困窮して旅行どころではなくなるだろう
今しかない!
と必死の覚悟で出かけました。
旅好きで、大学卒業してから最初に就職したのは旅行代理店でした。
旅を子供に体験させたい。。
でも、今になって娘に問うと、
小さな頃のことはあんまり覚えてない
とのことで、、。
確かに自分もクリアに記憶があるのは中学生以降かな。
幼稚園の頃のことなんてあんまり覚えてないです。。
でもとにかくこの辺りが娘と韓国の出会いの始まりだと思います。
当時の私のゆちょん愛が影響したことは間違いないです。
そんなある日のこと、事情があって15年ぶりにいきなりフルタイム復帰をすることになり、しかもスマホ原人、IT難民な私がIT企業の部長秘書をすることになったんです。
そのあまりに無謀な日々については別でゆっくり書きたいと思っているのですが、母が急に不在がちになってさみしかったのか娘は一気にK-Popにはまっていきました。
自分のスマホを持ったことも大きいと思います。
最初はTWICEのモモ。
ダイエットのために、口に入れた食べ物をすぐ出して味だけで我慢するという、そういう体育会的な感じが一番苦手なZ世代の代表のような娘が、彼女の姿に感動しているのを不思議な気持ちで眺めていました。
(ちなみに私はガツガツの昭和の体育会系なのでスポコンな感じのK-Popアイドルが大好きです❤)
そこからTomorrow×Together⇒BTS⇒StrayKidsと推し活に励んでいる娘です。
勉強なんて何のためにするの?嫌いなことはやりたくない
などと言うのだけれど、例えばお菓子作りが好きでパティシエになりたいとか、人のお世話が得意だから介護士になりたいとか、車が好きだから整備士の資格をとりたいとか、そんなのも一切なくて、毎日奇声を上げて歌を歌っては歌手になりたいとか、小学生だったら微笑ましく聞けるところが、その頃すでに中学生。
私もいつまでも若くないし、いったいこの先どうなっちゃうんだろう。。
でもそのうち考えるのにも疲れて
もう健康でいてくれたらそれでいいや、、
って思ってました。
韓国の専門大学
とにかくお金のない我が家ですが、ある日
ネットでみつけたんだけど
と韓国の大学のサイトを見せられました。
留学っっ?!!とんでもない!そんなお金はないよ
それは専門大学という日本でいう短大のような2年制の学校のサイトでした。
娘が言うには2年制は4年制の半分なのでお金が楽だし、留学生に対する奨学金が充実していて、頑張ればほとんどお金がかからず、韓国語もできなくても大丈夫だと。
そんなバカな。
語学もいらず、お金のかからない留学なんて聞いたことがない・・・。
次回はその専門大学について詳しく書いていきたいと思います。
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