こんにちは~。
絶賛韓国留学サポート中のワンオペ母です。
願書提出①②からの続きです。
提出書類最後は、
9.体育芸術大学所属の学科の志願者は作品および賞状などをまとめたポートフォリオ
ところがなのですが、
募集要項がボロボロになるまで何度も何度も読んだはずなのに、
娘の希望学科の出願には不要と思い込んでしまったのです。。
EMSで提出書類一式を大学へ送り、やれやれほっとひといき。
今日が願書提出締め切りだけど早めに送れてよかった。。
そう思って会社で仕事をしていた夕方。
ふだんスマホは仕事中には見ないようにしているのですが、その日はたまたまデスクに置いていて、16:40くらいに電話がかかってきました。
娘からです。
なんだろうと思って慌てて非常階段の踊り場で電話に出ると、娘は泣いています。
お母さん、ポートフォリオがありませんだって。
必要書類がそろわないと不合格だって。
??!!
ポートフォリオは体育学科や文芸創作学科の人が作品や賞状などをまとめて提出するんだよね?
うちは不要なはずだよ。
メールに返信してそう言ってみて。
しばらくしてまた電話。
募集要項に書いてあるって。
芸術体育系の学科の人はポートフォリオの提出が必要なんだって。
そんなの準備してないよ。。(大泣き)
・・メディアコミュニケーションデザイン学科・・。
もろ芸術系じゃん。。
そのときすでに16:50。
学校の学生課って17:00までだよねきっと。。
どうしよう、どうしよう、なんてメール返信したらいいんだろう。
っていうかこっちが間違えたんだからもうダメか。。
また電話。
お母さん、韓国への電話の仕方教えて~。ふぇ~ん。。
!!
電話?そうだよ!
こんな非常時に悠長にメールなんて打ってる場合じゃない!
確か国番号は82。
001-82に続けて学校の電話番号から最初の0とったやつ(たぶん)!
わかった~~。。
その時すでに5分前。
しばらくしてまた電話。
とにかくなんでもいいから送れって。(日本語のわかる先生いた)
校内の絵画大会でとった賞だとか、なければこれから描いた絵とか、編集して作った動画とかなんでもいいから送れって。
今日の23:59までは待ってくれるって~~。
そっか。。
って、ないじゃん、そんなの!
美術の成績はよくても時々4。
絵はお世辞にもうまいと言えないし、小学生の頃に工作で校内で選ばれて区役所に展示されたことあったけど、そんなのもうボロボロになっちゃってるし。
ただ一つ、思い当たったのは、中学の頃参加した映画製作ワークショップ。
うちの町には市民の映画祭があって、市内の中学生を募って映画製作ワークショップというのをやっています。(参加するまでは知らなかったのですが・・)
脚本製作、撮影、録音、編集、衣装、監督、演技、など一通り体験して3か月かけて1本の映画を製作し、映画館で上映するというもの。
その過程をまとめたらいいんじゃない?
そこから家にすっとんで帰って、コンビニにスキャンを取りに行ったり、パソコンの調子が悪くてワードもパワポも使えない!などととテンパってたら、
スマホでできるよ。
そうなのっ??
そんなこんなで、製作スケジュールや製作風景の写真、映画祭のパンフレットやクレジットの入った脚本やDVDのスキャンなんかを娘がスマホでさくさくまとめて
送信!!
その時23時半くらいでした。。ぎりぎり。。
映画ワークショップに参加していた中学の頃、毎年夏の終わりになると友達からハワイだのベトナムだのとお土産をもらってきました。
我が家はどこにも連れて行ってあげられず、毎年渡せるお土産と言ったら関東近県の実家のお土産だけ。
そんなある夏休み前に学校から映画製作ワークショップのちらしをもらってきました。
夏休みを含めた3か月、5000円で参加できるというもの。
最初にプロの方から映画製作についての特講があって、生徒たちが20人くらい集まって、自らシナリオ製作から始めて、かなり本格的な活動をしていました。
娘は主人公を演じたくて参加したのだけど、結局脚本や小道具、編集なんかを担当してました。
とにかく夏休みに何か思い出を。。
そう思っていたのですが、撮影はいろんな場所で行われるので毎回交通費がかかり、それがきつくてピリピリしてしまいました。。
今思えば本業の部活と両立してよく頑張ってた。
学校以外の出会いもあって楽しかったみたいだし。
本物の映画館での上映は想像以上に迫ってくるものがありました。
沖縄やハワイの思い出はつくれなかったけど、、何もない夏休みにならなくてよかった。。
(見るからに映画オタクって感じの)監督さん、子供たちに真剣に向き合ってくださってありがとうございました。
数年後、あれがまさか韓国留学受験のポートフォリオになるとは・・。
そしてそもそも、募集要項を読み間違えていなかったらこの大学には応募していなかった。
なぜなら賞状や作品が準備できるのは美術部だとか、映像放送研究会に所属していたとか、ただ単に美術が得意で成績がずっと5だったとか、そういう人しか応募できないと決めてかかっていたに違いないから。
無理だよって言ってしまっていたと思う。
ほんとつまんないくらいの常識人だから。。
常識を疑え。
by 桑田真澄=Matt父
深い。。
先日インタビューを見たのですが、桑田が甲子園で活躍するのを生で見ていただけに、子育てする親としても、彼のモットーの深さに圧倒されました。
桑田はバッティングもうまかった。
ピッチャーは打たないなんて、そんな常識疑わなきゃ。