韓国行ってきました

水原の城壁つれづれ


こんにちは~。
5か月ぶりのワンオペ母です。

いやはや、、12月の初めから韓国情勢に取りつかれたようになって、自分の国でもないのに気分がジェットコースターのように上がったり下がったり非常に忙しかったです。。

だが落ち着け。そもそも私には投票権がない。


そんな中、ようやく韓国に行ってきました!
娘が留学して初めての韓国旅行。

相変わらずお金はないのですが、、娘が送ってきた旅行パンフレットのような写真に魅せられ(写真がうまい。。)、行きたい!どうせなら桜が満開の季節に行きたい!という気持ちが抑えられなくなり。

体力もますます落ちてきたし、今後何が起こるかわからないし。。

今回一番うれしかったのは桜を見る回数を人生の中で1回増やせたこと、あと昔夢だった「世界遺産を1個でも多く見る」の1個を増やせたこと。

飛行機は格安航空券で、あとはソウル郊外に宿泊したので、安い広い眺めがいいという良い宿に泊まることができました。

今回韓国にいる知人が車であちこち連れて行ってくださったので、地下鉄ではなく、地上のソウルをじっくり見ることができてうれしかったです。

ソウルの渋滞、都市に広がる漢江、赤いラインが特徴のヒュンダイビル、ジンと相場君が乗っていたでっかい気球、そして江南の街並みなどなど。
芸能人が済むような豪華なマンションもたくさん見ることができました。
韓国ドラマに出てくるようソウルの街並み。

印象的だったのは、着いたのが夕方だったのですが、「YoonAgain」のスローガンを持った人たちが、デモ終わりなのか散々と帰路についている姿。
Youtubeで見ていた景色が目の前に。
夕日に照らされて部活帰りの学生みたいに見えました。

韓国のGDPは日本を抜いた、日本より給料がいい、などと耳にしますが、たしかに自分が思っていたよりさらに栄えていて、少なくともソウル市内は東京より活気があるように見えました。

バブルの頃の東京でもここまでキラキラしてたっけ。
成田エクスプレスで帰ってきて感じたのは、東京の夜は暗い。
よく言えば落ち着いているです。


着いた日の夜は江南で鍋でぐつぐつのプルコギをいただきました。
(だいぶ食べてから気づいて写真を撮りました。。)

東方神起のサインもあって昔からのお店のようです。
ごちそうさまです~♪

娘の留学も1年がたち、知人の方いわく、日本語を話しているのが逆に違和感があるくらい、すでに韓国語の発音がネイティブレベルになっているそう。

娘は、お母さんが韓国語ができないからどれほどネイティブに近いのかわかってもらえないことが悔しい、と言っていました。
ごめん、なかなか韓国語の勉強がはかどらないです。。

18年間の疲れをいやそうとのんびりしていたらいつの間にか1年がたってしまっていました。。
少しエネルギーもたまったのでまたぼちぼち始めよう。

ここでも何度も書いていますが、勉強関係全くダメだった娘に、1つ技が身につきつつあることがうれしかったです。

身につけたスキルは未来の自分をいつかきっと助けてくれる。


今回は娘が通っているキャンパスにも行くことができて、毎日こんな素敵なところで勉強しているんだ~とうれしくなりました。
自然がいっぱいで、空気がきれいで、桜が信じられないくらいたくさん植えられていて、のんびりして平和な景色でした。

それと一番行きたかった水原(スウォン)の華城。
世界遺産の城郭の写真を私も撮りました。

う~ん。。娘の写真との差よ。。


上に登って眺めると低地がこじんまりとかわいらしく城壁で囲まれていて、地上にはソメイヨシノ、背後の山には山桜が点在して、昔の人もこんな景色を見ていたのかなぁとしばし悠久の時の流れに浸りました。

暑くもなく寒くもなくちょうどよい気候で、韓国旅行は春か秋がいいですね。
紅葉の季節にもまたこれたらなあ。。(無理かな。。)


スウォンではスウォンカルビをいただきました。
ビル全体がお店になっていてそれが3号館とか4号館とかまであって、大混雑でした。
1時間くらい並んで順番がやっときました。

まずは韓牛カルビ、味は着いていなくて塩をちょっとつけて食べる。
かみごたえがあって、肉肉しい味でした。

そして味付けのアメリカ牛カルビ。
こちらはすこしやわらかく娘はこちらの方が好きと言っていました。

いずれにしても最近牛肉高くてあんまり食べていなかったので、、体にしみこむような感じで、エネルギーがみなぎりました。
ごちそうさまでした~♪

帰りの市内から仁川に向かう道路も桜が美しかった。🌸🌸🌸
そして仁川大橋を渡ってキラキラ輝く海の中を空港へとアプローチしていくさまがなんともせつなく美しくて印象に残りました。
前にも書いたけど空港オタクなので。

私が大学生の頃、1986年くらいに親友が韓国旅行をしました。
バレーボールの選手にあこがれて韓国語を学んで、あの時代に一人旅を敢行したのです。
それで私もその機会にちょっと韓国を調べましたが、その時はまだかなり貧しい印象でした。

あれから40年。韓国は全く変わった。
漢江の奇跡といわれるけどそのスピードがすごいと思います。

ソウルオリンピックの時に街の美化のために街から追い出される貧困層の方々のニュースを見て複雑な気持ちになったけど、そういう時代の変遷の中で、どれほどの出来事があったのか、、それを思うと気が遠くなる思いです。

とにかく、隣にあるのは知っていたけど、背中を向けてアメリカの方ばかりを見ていた。
あの頃の日本人はみんなそうだったと思う。

その後K-POPやKドラマでどっぷり韓国にはまって、その頃にはこの世にいなかった大学生の娘とソウルの街でプルコギを食べている不思議よ。

人生何が起こるか本当にわかりません。

今回2泊3日の旅行。
あっという間にすぎてしまったけど、行って本当によかった。

出発前に会社の業務でビジターの受け入れ準備などもあり、かなりバタバタボロボロの状態で、本当に飛行機に乗れるんだろうか、と行く直前まで半信半疑でした。

それ以前に今の金銭状態で行ってよいのかなあ、、となかなか決断できなかったこともあります。

だけど娘の学校の様子も見れて安心したし、桜が満開のソウルを見れたし、今回を逃したらまたいつ行けるかわからなし。

とにかく行動しないと何も起こらない。
できるときにする。
見切り発車上等。
一歩を踏み出さなければあたりまえだけど二歩目はない。

そのことは今回の娘の留学でも痛いほど感じました。
お金に不安があり、途中で帰国の可能性もあり、我が家としては捨て身の大作戦でしたが、行ってみるとまわりの人たちとの関わりがあり、本人の努力があり、そうやって二歩目が生まれ、流れ流れて留学の2年目も2か月が過ぎた。

留学しようかどうしようか迷っていただけでは想像もできなかった日々を過ごしている。

迷っている方。
とにかく行ってみる、やってみることをお勧めします。
もちろんうまくいかなくて帰ってくることになるかもしれないです。
それはいまだに娘も同じ。

だけどこの歳になって私自身が心底思うのは、「やった後悔よりやらなかった後悔の方が死ぬほど大きい」ということです。
わたしはやらなかったことを死ぬほど後悔しています。

傷ついたって、プライドを損なったって、恥ずかしくても、みじめでも、とにかくやってみればよかった。

これからあんまり時間も残っていないかもだけど、やらない後悔だけはもう絶対したくない。

そんな思いを固くする今日この頃のワンオペです。









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