韓国の専門大学とは【韓国留学】

韓国留学

今日は前回お話しした韓国の専門大学について書いていきます。

専門大学とは

専門大学ってなに!?

韓国の専門大学は語学堂や語学センターとは違い、基本2年制の、日本でいう短期大学のようなところです。
卒業すると短大学士号✨が取得できるとのこと。

学科の内容はホテル観光、調理、コンピュータなど専門性が高く、就職に結びつきやすいなどの利点があって、そういう意味では専門学校にも近いかも。

それでもビザはD-2で、アルバイトをすることも可能だし、語学堂とは違い韓国人学生と一緒に学べるのが魅力です。

娘が見せてくれたのは大邱にある永進(ヨンジン)専門大学についての案内でした。

영진전문대학교 국문

永進専門大学

  • 韓国第3の都市、大邱にある
  • 学費は一番安い学部で1学期(半年)2,500,000ウォン程度
  • 留学生向けの奨学金が豊富⇒成績によって20%~最大100%の奨学金など。
  • TOPIKを持っていると1学期学費20%~50%免除


日本の私立の学費がだいたい1年間100万円と考えると破格じゃないですか😛!!
しかも企業との連携などもあって国内就職率1位とありました。

さらに注目なのが寮費の安さです。
二人部屋でひと月200,000ウォン以下。

留学なんて我が家の家計では絶対無理!

と思っていたのが日本の私大や専門学校に行くより生活費を入れてもかえって安く済みそうなのです。

しかも韓国語ができなくても入学できる道があった!
ホテル観光航空系の学科ならば韓国語が全くできなくても入学可。
1年目は韓国語を中心に学び、2年目から専門のコースへ進むとありました。

娘はアルバイトをして最初の半年分は稼いでから行く!とも言っています。

それなら実現できる可能性があるかも・・・。

娘がこのサイトを見せてくれた時に小さな声でぼそっと

短大を卒業した資格がとれるんだって。

本当に成績がよくなくて💦、勉強なんて一切関心ないしって言ってた娘ですが、将来についてこの子なりに考えているんだな、とこれまで味わったことのない感情に包まれました・・。

私の中ではまだランドセルを背負ってた印象が残ったままで。

無頓着で、うちにお金がないこともあまり心配していない様子だったし。

だけど娘なりに一生懸命考えて、

5教科の勉強は全く好きじゃない・・

韓国に行きたい❤❤

家にはお金がない・・

のすべてをなんとかできそうな韓国の専門大学という、私には絶対思いつかない手段を見つけ出し、学費を一生懸命調べて提案してきたことがいじらしく、

と同時にちょっと頼もしくも感じました。

ああ成長したんだな。。

守ってあげなければ死んでしまう肉の塊だったのに・・😿

だけど待て待て。
ホテル観光航空は娘のやりたいことなのか?
お・も・て・な・しの心があるのか。

否。

いくら韓国に行ければいい、韓国語が学べればいいっていっても、毎日あまり興味のない観光やホテルの授業を受けて、志高く学んでる同級生の中で、話題についていけるだろうか。
否。

私なんかは昭和の人なのでスチュワーデス(CA)は憧れだったし、まかり間違ってCAになれたり、そうでなくてもグランドホステスなんかの仕事ができたら万々歳!なのですが、

娘は絶対に興味がない(断言)

好きなK-POPやYoutubeにかかわる勉強ができる専門大学はないのだろうか・・・

できればソウルで


そこでソウル市内の2年生の専門大学を調べてみました。

娘はMVやYoutubeの編集に興味を持っているようなので、メディアコンテンツデザイン、メディアコミュニケーションなどの専攻がある学校。そして、

ハニャン女子大学プチョン大学ミョンジ専門大学

がみつかりました。

ソウルの主な専門大学

その中で、女子大は絶対に嫌、プチョン大学はメディア系は3年制で無理ということがわかり、ミョンジ専門大学のコミュニケーションデザイン科にしぼり準備していこう!ということになりました。

って簡単そうにサイトをあげてみましたが、読み解くのがこれまた大変💦
基本韓国語なのでGoogle翻訳やPapagoアプリを駆使して四苦八苦。。

学部学科を調べるのだって何日かかったか。
それにしても便利な世の中になったもんだ・・・↓。

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ソウルの専門大学も大邱の永進専門大学と同様、高校の成績などはあまり関係なく、書類さえ間違いなくそろえれば基本合格とのこと。
娘にはぴったりです。

ただし永進専門大学とは違うのは、TOPIK3級以上を持っているか、学校独自の語学試験に合格する必要があるとのことでした。

TOPIK3級か、、、勉強が苦手で根気が続かず英検も3級がやっと、、。

正直これはかなり高いハードルだなと思いました。

でも娘はずっと、

興味のないこと、将来絶対使わないようなことは学びたくない

と言っていたのです。
それを小中高と言い続けてきました。

そして、あれよあれよというまに韓国語を上達させてTOPIK2級をクリアしました。

やりたくないことを無理やりやってエネルギーを使い果たしていないからやりたいことをやった時に力が十二分に発揮できるんだ、、

私とは正反対です。

ああ、宗方コーチが言ってたじゃない。
強くボールを打ちたいならば、グリップは軽く握り、打つ瞬間に最大の力をこめるのだと。(要約)

とにかくこれなら日本の奨学金を借りれば留学できるかも!!
(まだ3級とってないけど)

と期待に胸をふくらませたのも束の間、日本学生奨学金機構では海外留学の場合、4年制のみにお金を貸し出すそう。

4年制に必ず編入するという条件なら借りれないこともないようなのだけど。。

それで日本の奨学金を借りるのはすぐに断念しました。。

日本学生支援機構 ⇒

目的から探す
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の公式ホームページです。

そんなある日、エージェントが主催する韓国大学留学説明会(無料)が開催されました。
ソウル市内のいくつかの大学の入試担当者が来日して直接話が聞けるというので、

うちは専門大学希望だから4年制は関係ないけど
キャンパスライフや入試事情など少しは話が聞けるかも

と出かけていきました。

そこで今回娘が入学を決めた4年制の大学との出会いが待っていました。

次回はいよいよ4年制大学正規留学までの険しい道のりについて書き始めたいと思います。

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